今宵逢う人みな美しき

綺麗なモブになりたいジャニオタの独り言

わたしの紫の薔薇の人へ

 

 

先日「どうしてわたしが二宮くんを好きになったのか」というお話をしました。

 

完全にチラ裏案件だと思っていたエントリだったのですが、これが意外にも好評でして(1人2人くらいしか反応来ないかな、と思っていた)。その節は皆様ありがとうございました。面白い、興味深い、といったお言葉もいくつか頂きました。

今回もまたチラ裏案件です。もう自分の為の備忘録みたいなもんです。毎日毎日好きが積もりすぎて、好きになった日のことがどんどん遠くなってしまうのでとりあえず書いてみることにしました。

 

勿論今回も苦情は受け付けないよ!楽しくないとかも聞かないからね!

それでも良ければどうぞ読んでください。暇つぶし程度にでも。

 

 

 

自分の記憶を掘り返してみると、明確に「菊池風磨」という人を認識したタイミングが2回あります。

1回目は、2012年のフジテレビドラマ「GTO(第2期)」に葛木隆一役で出演していた彼を見たとき。2回目は、彼が今までロングだった髪型を今のマッシュ系の髪型にしたとき。シングルジャケットの写真で言うと「勝利の日まで」と「よびすて」の間くらいで、どちらかというと「勝利の日まで」寄りの頃です。

 

1回目の「GTO」の時の印象は、まあ悪いものでした。反町隆史版のGTOが好きだった両親の影響で第1期も第2期も見ていましたが(AKIRAの演技は気に入っていた模様)、当時嵐すらハマっていなかったわたし(大体ですが、ちょうどこの頃が「こいつ性格悪いの顔に出てんな…そういうの好きだわ…ちょっと二宮和也気になるな…嵐いい男揃いになってる……」の期間です)は、葛木隆一役で出演する風磨くんを見て「誰この不細工なのは………ジャニーズなの…?セクシーゾーン…セクシーゾーンって、オイオイ……はあ………」と言っていました。

 

オメ―そんなこと言ってっけどな!!!!!!!

その数年後にはな!!!!!!!!風磨くんが世界一かっこいいよぉ(メロ)(メロ)(メロ)って状態になってっからな!!!!!!!!!!!!!

あ~ん可愛いよお~~~~かっこいいよお~~~~~~~~しゅごいよお~~~~~~とか毎日言ってっからな!!!!!!!!!!!!!!!!毎日ポエムのような言葉紡いでっぞ!!!!!!!!!

 

 

……とまあ、今のわたしが取り乱してブチ切れるくらい、当時のわたしは微妙な反応を示していました。とにかくわたしは彼のロン毛が嫌だったんですよね!!まじシンプルにこれです!!

あとは演技も何となく鼻につく感じだったというか。今もそうだよと言われれば全力での否定は出来ませんけど、当時のスカした感じが好きじゃなかったんですよね。

ただ先述にある通り、ちょうど二宮くんが気になり始めていた頃だったので、昔ほどジャニーズやアイドルといった存在への嫌悪感はありませんでした。エンドロールに流れる名前を見て、「Sexy Zoneねぇ、そういえばデビューした子たちがいたなぁ、ああそっかあのハーフの可愛い子(※注釈をつけるまでもありませんがマリウス葉くんのことです)がいるグループだ」くらいの認識でした。佐藤勝利も中島健人のことも知りませんでした。

余談になりますが、思い出したので書いておきます。わたしが勝利くんのお名前を初めて聞いたのは大学4年のときですね。バイト帰りにジャニオタの後輩2人と話をしていて、後輩2人が

 

「最近だとやっぱり佐藤勝利じゃないですかね」
「あ~そうだね、顔がね」
「ね、ほんと顔が良いですよね」
「あんな美形初めてじゃないの?」
「確かに…」

 

と会話していたのを聞いた時ですね。「ショウリってどういう漢字なの?」と聞くくらい何にも知りませんでした。「エッその勝利なの?!勝つって意味の?!ハァ!」というアホな反応したのは覚えてます。

 

お前その何年後かに「顔面国宝様~~~!!!!お願いだから拝観料を納めさせてください~~~~~~!!!!!!!」って言うからな!!!!!!!!終いにはいつかのコンサートのオーラスで当てたアリーナ席にて何と1mの距離でその御尊顔を拝んで「ハアァアアッとてもお美しい!!!!」って言うからな!!!!!!!!!!!!!

 

ハイ、余談おしまいです。

………そういえばあの後輩ちゃん、「かすみさんはまだ嵐だけみたいですけど、ジュニアは沼ですよ…ほんとに…沼ですからね……」って事ある毎に言ってたなぁ。ジャニーズWESTがデビュー決まったことを教えてくれた時、バイト中なのに舞台での報告を思い出して泣きそうになってたなあ。今わたしがジュニアの沼にいること教えてあげた方がいいかなぁ。

オタクす~~~~ぐ脱線する!はい!おしまい!

 

とにかく、それくらいSexy Zoneのことを知らなかったので、GTOを見終わってもわたしの中では「あのジャニーズの子あんまかっこよくないな!なんか最後まで好きになれなかったわ!グループ名はやばいから覚えたけど!」程度の感想しか残っていませんでした。

その後歌番組で見かけたりすることはありましたが、いつも目で追っていたのはマリウスだけ。風磨くんを見ても「あ、GTOの子」くらいで、本当にマリウスしか見てなかったです。美しいものが好きなだけのお耽美なわたしが露骨に出てしまいましたね。あと他の3人はまじで見てなかったことがバレますね。

それでも「Sexy Summerに雪が降るってどういうこと…?夏なの…?冬なの…?サンタ衣装だし…なにそれ………?????でも曲はやたらキャッチー……」とは思いました。恐るべきトンチキの力。

そんな感じでSexy Zoneを見ていたわたしですから、セク鬱期はほんとに意味が分からなかったです。セク鬱期の頃はとっくに嵐の沼にいたころなので、以前よりはジャニーズのグループ事情なども知っていますし、当たり前ですが好意的な目線で彼らのことを見ています。その上で "今まで5人だったグループがいつの間にか3人になっている" という情報は理解に苦しみました。気になって経緯や事情を調べてみると「デビューはしたものの、実力の差があった」「2人の扱いはジュニア同然」「いつ戻るかは不明」「PVでの衣装もジュニアと同じもの」等々…、嵐しか知らなかったわたしには衝撃的な情報ばかり。おまけにわたしが唯一注目していたマリウスくんがい・な・い!!!!(涙)

 

この頃偶然見かけたSexy Zoneのパフォーマンスで強烈に印象に残っているのが、通称「君米」でおなじみの「君にHITOMEBORE」を披露した2014年のMステスーパーライブ。

そりゃ観客席から偶然選ばれた女の子がバキバキのダンサーなら勿論驚くし印象にも残るだろ!って話なんですけど。賛否両論でファンは荒れるんだろうな、と思いつつ、こういう演出も取り入れるグループなんだなぁ~へえ~ていうかこの子すげーな本気で「好きなんだよ、マジで」とか言えるんだ…しゅげー…って感じで見ていたのをよく覚えています。気になって検索したら〇chで「ヤラセww」と叩かれてて笑ってしまった 出来や評判はともかく、それは演出というんだぜ

どの番組を見てもSexy Zoneは3人。GTOに出ていた子と、顔も名前も覚えていない2人で構成されているグループ。そんな印象しかなかったので、わたしの中で特別風磨くんの株が上がることもなく、「Sexy Zoneならマリウスくん」のまま時間は経っていきました。

 

きっかけは嵐が出ていた雑誌を立ち読みしていた時です。今週はどれを買おうかな~と吟味するためにパラパラっと捲ったその雑誌には、5人に戻ったSexy Zoneが載っていました。しかし驚きなのは「マリウスくんがいる!(=5人に戻ってる!)」という気持ちよりも先に

 

「このハイトーンアッシュのまんまるマッシュ風ヘアの子誰?!?!?!?!??めっっっっっっっちゃイケメン!!!!!!!!!!」

 

というわたしの中のイケメンセンサーが働いたことです。

 

嵐チェックもそこそこに、改めてメンバーのお顔と名前を確認。そしてここで初めて、自分がかつて「全然好きになれないわ~」と言っていた菊池風磨くんとの再会を果たすことになりました。再会とは?

あと初めて佐藤勝利くんのお顔をここでちゃんと見ました。どう考えても遅い。そして数年前の後輩たちの会話を思い出しながら「いやいやめちゃくちゃに顔が良い!!!!!!!!!!」とカルチャーショック。てかマリウスくんめっちゃ身長伸びてる~おっきくなったねえ~

 

とにかくその時店頭で手当たり次第にSexy Zoneが載っている雑誌を見て、ハイトーンアッシュマッシュヘアの子を探しまくった。どれを見ても「イケメン!!」って心の中で思いまくった。イケメンがカンストしてる!!と訳の分からない言葉まで口走った。

単純にこのヘアスタイルが好きだったというのは大きいのですが、しばらく見ていなかった間に風磨くんのお顔も少し大人になっていて、葛木くんの時とは大分印象が違いました。あとこれ未だに毎日新鮮な気持ちで「ハッ」としているんですけど、風磨くんあの髪型めちゃくちゃはちゃめちゃに似合いますよね?

彼を好きになってから色んな写真を見ましたが(知り合いの先輩が職場で廃棄する予定のテレビジョン二年強分(初期~セク鬱期~カラアイ以降辺りをしっかり跨いでた)をくれたので、我が家にはお宝がごっそり眠っていた)、どう考えてもまーるい今の髪型が一番似合ってます。断トツで似合ってます。そして風磨くんに直接「似合ってる!」って言ってくれてありがとう藤井流星くんよ!!!!!!!!!!!ほんまに!!!!!!!!!あんたには!!!!!!!!!!!感謝してもしきれん!!!!!!!!!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

その後、以前「GTO」で「全然好きになれない~」と言っていたのが嘘どころか幻だったかのように、歌番組に出ているSexy Zoneを見れば「あ、風磨くん」と彼を追いかけ、雑誌を見れば「風磨くん相変わらずイケメンだなぁ」と思い、「ハイトーンマッシュ最高だし、こんなに似合うならずっとやってくれよ…」と願う日々。

この出来事がおよそ2年前の初夏に当たるのですが、

 

 

ハイ!証拠出てきました!この頃既にグループとしてSexy Zoneを目で追い始めています!

しかしながら

 

 

こんなものも出てきました。同年の3月頃です。気になり始めてから見ていた歌番組で「勝利の日まで」と「よびすて」をよく見た印象が強かったのもあり(原宿で「よびすて」の看板を見つけ嬉々として写真を撮ったことをよく覚えているので)自分の中での区切りとしてこのシングルが記憶に残っているのですが、3月下旬にはなんともう惹かれ始めています。

なぜだ?と思ってジャケット写真をよく調べてみたら、「Welcome to Sexy Zone」のジャケットで風磨くんは既にまんまるヘアになっていました。多分その頃雑誌に出ていた風磨くんを見てイケメンセンサーが働き、しばらく注目した結果「勝利の日まで」のリリースと宣伝、夏のTHE MUSIC DAY、からの「よびすて」…と続いたんですね。調べ直してみて良かった!スッキリ!

 

ここからはもうコロコロ~ンと軽率に坂を下って、お茶の間オタクとしてSexy Zoneが好きになり、わたしの中では死ぬまで忘れない「『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』落選事件」のショックの余り5thベストアルバム初回B衝動買い、その1週間以内にソウルメイトから5thベストアルバム初回Aのプレゼント、ツアー申込締切前日にギリギリ間に合ったFC入会、初めての大阪遠征と「STAGE」……と、わずか半年でどっぷりとSexy Loversになりました。

これが、わたしが風磨くんと出会ってからSexy Zoneに落ちるまでの経緯です。

 

二宮くんを好きになるまでは結構長い時間もかかったし(きっかけは勿論顔立ちだったけど)(孫悟空とかデビルとかだけど)、わりと中身からにじみ出る彼是で沼に落ちて行った感じでしたが、ぶっちゃけ風磨くんは100%外見です

 

まぁ100%外見ですとか言っても、それは「好きになるきっかけ」という意味での理由でしかなくて、勿論中身にも惹かれなきゃここまで好きにはなってはいないですよ

色んな事経験してこねこね考えたからはっきり言いますけど、やっぱり顔が良いって財産なんですよ。武器なんですよ。人は見た目じゃないっていうのは確かにそうだけど、やっぱり見た目が綺麗って何の努力も無しに成り立つものでもないし、長かろうと短かろうとその人が生きてきた上での経験が出るし、どれだけ元々いいもの授かったって、だらだら生きてりゃいいものには仕上がりません。そもそも身なりを整えるというのは最低限のマナーですし、それも出来てない人間がすべてを棚に上げて「人間外見じゃなくて中身だから!」って言おうものなら、3発くらい殴らないとわたしは気が済みません。手前のその髪と適当な服とボロボロの靴とだらしない顔をビ〇レで綺麗に洗顔してから言いやがれ(お前は誰かに何かされたんか?)

中身がなかったら外見に何にも出てこないんだよ!だからわたしはこの前提を以てして誤解を恐れずに言う!!!!人間外見だよ!!!!!以上!!!

 

 

 

以上!!!ではない!!!

 

 

取り乱しました。すみません。

 

 

外見から入って風磨くんを好きになって、ベストアルバムを聴きました。

ベストアルバムに入っていた「...more」で初めて風磨くんのソロ曲を聴きました。

某レンタルショップに並んでいたSexy ZoneのCDを全部借りました(後に全部買った)。

急いで「Welcome to Sexy Zone」のアルバムと円盤を買いました。

これを全部終える頃には、5人の歌声も、ステージ上での振る舞いも、まだまだ揃わない個性豊かすぎるダンスも、ちょっと痒くなってしまう台詞も、全部全部好きになっていました。その中でもやっぱり、風磨くんの声が、動きが、ダンスが、言葉が、気になって気になって仕方ありませんでした。

 

余談ですが、Sexy Zoneに落ちた決め手は物凄くはっきり覚えていて、「Love Confusion」の

 

君 ほんとに 綺麗に なってゆくから
その唇を キラリとさせる
月にさえも嫉妬しちゃう

 

のワンフレーズを聴いたとき、雷に打たれた気持ちになったんですよ。青天の霹靂でした。こんな歌詞が似合う男の子、この子たち以外のどこにもいない!って本気で思ったんですよね。それがSexy Zoneに落ちた決め手です。余談おしまいです。

 

彼らの外見は言うまでもなく、パフォーマンスを見てどんどん惹かれていく中でも、自分の気持ちはずっと菊池風磨という人間に向いたままでした。他のグループだと、そのグループを好きになるきっかけになった子と推しの子が違うという現象は起きたりもしてるのですが、Sexy Zoneも嵐も、言ってしまえばSixTONESも、最初からずっと一人の人が好きなままですね。偶然なのか必然なのか。

でもどうして外見だけで好きになった子の事を、今でもこんなに好きなんでしょう。

 

 

先日、お蔵入りほぼ確と噂されていた「Summer Paradise2017」が発売されました。恐らく彼らにとっては最後のサマパラです。

ここに関する顛末は

www.mist-storm-177.xyz

の冒頭部分にありますが、わたしは自分の目でこのステージを目撃していません。円盤でしか知り得ない彼の夏をやっと目撃することが出来たのは、つい先日の話です。

この円盤を見て、久しぶりに表現者としてステージに立つ彼をじっくりと見ました。5月の頭にはSexy Zoneのツアーもありましたし、シングルの発売や音楽番組等の露出で彼の歌やダンスを見る機会はありました。でもどれもグループで出るものばかりですし、彼が単独で出るものと言ったらバラエティーくらいです。彼の活動する姿は見られても、それは彼が作り出した彼の世界でも歌でもありません。(一応書いておきますが、不満は1ミリもないですよ。グループとしてのSexy Zoneを応援している訳ですから)

 

彼が考える物語と演出で作り出されたステージの上で歌って踊るのは、彼とバックにつけたジュニアたちだけです。歌の殆どを一人で歌い、表現し、命を削る。先日冠番組に出演してくだすったプリンシパル・宮尾俊太郎氏の言葉を借りるなら、彼がワンフレーズ歌うたびにきらきら光る彼の命の破片がテレビ画面からこぼれて落ちてきてしまいそうだった。

その姿を見て、彼のどういうところが好きになって応援し始めたのかを思い出しました。きっかけは外見だったけど、彼の歌声が、言葉が、好きだった。シンプルにそれだけでした。

彼の歌声に関する意見が色々あるのは知っています。赤西くんの二番煎じだとか、かっこつけだとか、もっとひどい言葉が沢山飛び交っているのも見ました。確かに彼は赤西くんのファン…というか、赤西くんのことが好きなのだろうなということはわたしも思います。その上で、人間は好きな人に無意識に自分の表現を似せてしまうことがあるのも本当だとは思います。だから"彼の歌い方が似てる"という意見があることは全力で否定は出来ません。

でもだからってそれは彼の個性を否定する言葉にはならないし、認められないと思う。オリジナルは凄いけど、本当の意味のオリジナルなんてもうこの世の中には何も存在しない。オリジナルの中に「個性」という言葉は含まれるけど、その逆は成立しないと思います。

だからわたしは胸を張って言います。わたしは菊池風磨の歌声が好きです。それ以上でもそれ以下でもない、シンプルな本意です。

 

彼の紡ぐ言葉が好きなのも本当ですが、これに関しては歌詞よりもインタビュー等の言葉が先行していたと思いますね。好きなテキストはいくつもありますが、一番心に残っているインタビューはこちらです。

 

勝利「そういう話を風磨くんとして、"風磨くんのこういうとこ好きだな"って思うのは、男っぽさを感じたときかな」
風磨「ええ?! 男っぽさとは?(笑)」
勝利「大人たちに対して、おじけづかないよね。何でもかんでもって言うわけじゃなく、言うべきことを言う」
風磨「ああ~(笑)」
勝利「俺、遠慮してたらダメだなって自分を反省したことがあって。そういう風磨くんの背中を見てた影響が多少なりともあると思う」
風磨「言いにくいことを、誰かが口にしなきゃいけない時があって。それを悪と捉えられる可能性を考えると、他の4人にやらせるわけにはいかない」
勝利「あ…」
風磨「それは勝利、中島(健人)に然り、松島(聡)やマリウス(葉)はもってのほか。松島、マリウスがヘンに切り出すと、誤ったイメージを周りに与えてしまう可能性が大きくて。2人が勘違いされるのが俺は嫌でさ」
勝利「…そうだね、わかる」
風磨「松島は、特にな」
勝利「少しおバカだから(笑)。聡の思いが違うふうに伝わってほしくない」
風磨「俺はこんなキャラだから悪でもいいの(笑)。でも他の4人は違う。4人にその役目を負わせることはグループの為にも良くないって考えだから、俺は。だからいいんだよ」
勝利「風磨くんは、自分から自分を傷つけにいくから。その気持ちは理解してるけど、でも…傷ついてほしくない」
風磨(黙ってほほ笑んでいる)

 

(「週間テレビジョン10号 Sexy素ナップ・第173回ツイントーク⑧」 株式会社KADOKAWA 2016/03/02発行より)

 

初めてこのテキストを読んだとき、ボロボロ泣きました。風磨くんが「俺はこんなキャラだから悪でもいいの」と言い切ったことに泣いて、風磨くんのその考えを理解し尊重した上で「傷ついてほしくない」と言った勝利くんの言葉に泣き、そっとほほ笑む風磨くんの顔を思い浮かべてもっと泣きました。

 

嵐がまだ大ブレイクする前に二宮くんも同じことを言っていたと、ファンになってから知りました。世間から嵐メンバーが叩かれた時、二宮くんは「俺が矢面に立てば」と言って世間からの辛辣な言葉を受け続けました。「嵐の4人が傷つくのは嫌だ」「4人が傷つくくらいなら俺が傷つく」「俺は昔イジメられていたから、こういうのは慣れている」と言ったそうで。わたしの中にはその彼の言葉がひどく残っています。(最近のラジオでも、もし嵐五人で戦うなら?みたいな話をしてた時も「俺が先頭行く。そしたら俺が攻撃受けてる間に何とかなるでしょ」「やだよ~みんな死んで俺だけ生き残るの?無理~」(共にニュアンス)とか言ってたし)

そりゃ本人はいいでしょうよ。自分の大切な人を守る為に誰かに傷付けられることを甘んじて受け入れ、傷つき、それでも平気な顔をして生きていく。誰かにあることないこと悪口を言われても「まぁ昔から言われてきたし」で済ませて、何でもない風な顔をして。かっこいいですよ。それをやりたいと思う人間みんなが出来ることじゃない。

でもじゃあ、あなたの事を思う人の気持ちはどうなるの。好きな人に、美味しいご飯を食べて、ゆっくり寝て、仕事もきちんとして、毎日少しずついいことがあって、もし嫌な事があったとしたならば、それがなるべくほんの少しだけでありますようにと願うわたしのこの気持ちはどうすればいいの。

これだって押しつけがましいと言われてしまえばそれまでです。でもわたしはそう思いました。自分が同じやり方で身を削っていたことがあったから、周りからのその声が本当に存在することも身に沁みて知っている。だから自分勝手かなと思っても尚、自分が心配する側に立ったらそう思います。自分の好きな人が進んで傷つくなんて望んだりはしないから、二宮くんの言葉も風磨くんの言葉も悲しかった。

 

自己犠牲は美徳です。少なくとも、この国では。昔からそうです。でもわたしはその精神論を踏まえた上で、やっぱり好きな人には傷ついてほしくないと心の底から思う。二宮くんも風磨くんも、できたら二人が「自分が傷つけば他の4人を守ることが出来る」と思わなくてもいい環境にいてほしい。あなたたちが受けなきゃいけないと思われている攻撃はわたしたちが受けるし、その上であなた達は堂々とわたしたちのことを守って、幸せにしてくれればそれでいいと思うんです。わたしは。

勿論、それぞれの5人がそれを良しとはしないでしょうけど。

 

このテキストはわたしにとって多分ずっと忘れることのできないテキストです。風磨くんの根っこにある優しさをはっきり見つけることが出来て、その上大好きな二宮くんと似たようなことを言っているんです。似てるから風磨くんのことが好きなわけじゃなく、わたしはこういう風に優しい人のことが大好きだから。傷付いた分だけ人に優しくすることを知っている人が、大切な誰かのためにまだ戦おうとするその優しさが、とても好きだから。

自己犠牲の精神が好きなわけじゃない、でも、そうまでして大切な誰かを守りたいと言い切ってしまえる人はやっぱり優しくて好きだなと思ってしまうんです。普段はぶっきらぼうだし、口が悪かったり、無口なところもあるのに。そういう人の根っこが優しいのって、わたしはすごく好きなんですね。まあそれもこれだけ捻くれた性格のわたし故のもので、素直で明るくて優しい人って確かに「いい人」だけどわたしはそういう人に強烈な劣等感を抱くし、信用ならないなと疑心暗鬼になってしまうんです。だから二宮くんや風磨くんのように、全てがあっけらかんと明るくて素直じゃない人の方が心の距離が近い。好きなんです。

そういう彼の在り方を見つけたこのインタビューこそが、「彼の言葉」を意識し始めたターニングポイントだと思います。

 

 

それからはずっと彼の言葉を意識していて、でもそうするとそこから彼自身の色んな部分が見えてきて。その度に自分とは真逆の要素を感じてしまう。それが時に、とても眩しいんです。

自分が青春時代を青春時代として過ごせなかった過去は消えないし、彼みたいに「友達に恥じない生き方をしたい」と言い切れるほど自分は幼い頃から友達に救われたりすることはなかった。ずっと一人で戦い続けて、自分で自分を磨き上げる事しか出来なかったから、彼のように友達の存在ありきで磨き上げてもらった誇りみたいなものはありません。その分わたしは自分で自分を支えてきた。磨き上げてきた。そういう誇りしか持ってないんです。

…だから、菊池風磨という一人の人間が今のように大きくなるまでに得たものを、わたしは何一つもっていない。そんなわたしにとって彼の存在は「一生叶う事のない眩しさ」に他ならないんです。

 

多分彼のことを好きでいる感情のほとんどは「憧れ」です。男の人としてかっこいいとかじゃなくて、もう人間として。憧れてるんです。好きなんです。自分が持っていないものをたっくさん持っている風磨くんのことが、羨ましくて仕方ない。その羨ましいという感情を劣等感なく抱くことが出来ているから、彼のことを好きでいられるんだとわたしは思っています。

自分の上位互換として二宮くんが好きなら、風磨くんは完全に憧れ。そういう感じです。

 

所謂スクールカーストという環境の中では圏外の人間として過ごしてきたので、学園ドラマを見ているときにハイカーストの子たちに無意識に憧れを持つ自分がいたのは昔から何となく感じていました。それと同時に、そういうカーストとは一切関わりを持とうとしない不良や一匹狼のようなキャラクターにも憧れを抱いていました。自分はどちらにもなれなくて、どちらかの下につくことも無かったから。

そう考えたら、風磨くんみたいなタイプに惹かれちゃうのは自然なことだったんですね。自分がその環境から抜け出して大人になった今は、真っすぐな憧れの気持ちで彼のことを見られます。多分学生時代なら無理でしたけど。

歌声も然ることながら、彼の口から出る言葉が好きなのは、紡がれる言葉に共感と同時に驚きがいつも付いて回るからなんだなと思います。

 

彼のことを好きな理由はいくつだってあるけれど、分析してみるとこんな感じなのかな。

あと彼がずっと青春の中にいるのも少し羨ましいんだろうな。聡ちゃんも「風磨くん『青春に終わりはない』ってカッコいいこと言うの(笑)」って言ってて、あ~~~…と思いました。青春がないまま大人になって、青春という瑞々しさが不要の世界で大人になることを選んだから、「死ぬまで青春」みたいなことを本気で思ってて体現出来ちゃうのもちょっと羨ましかったりする。自分がそうなりたいかと聞かれたら、多分そんなことはないんですけど。そういう気持ちはとうの昔に捨てたので。

まあわたしはいつだって旬ですけどね!!(聞いてません)

 

 

最初に風磨くんのことを認識したのは、ビジュアルが好きだったから。でもそれだけならジャニーズ所属タレントに好きな人なんか沢山います。デビュー組もジュニアも、沢山いますよ。

でもその中でもやっぱり風磨くんのことが好きなのは、アイドルとして人間として、彼が自分自身に誇りを持つことも持ち続けることもやめようとしないから。歌も言葉も生き方も、どれもそう。色んな回答が出揃う中で「生まれ変わってもアイドルになりたい」とはっきり言い切る彼がいるから。だからわたしは風磨くんのことが好きです。多分これからも、ずっと。

 

 

 

もっと沢山の夢を見せてください。希望を示してください。わたしが嫌だと思っても離れられないくらいに、眩しくキラキラと輝き続けていてください。わたしはいつだってあなたを照らす光になるから。

たくさんの愛を込めて。このエントリを終わりにします。

 

 

かすみ(@mist_storm_1723)